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所沢市議会
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2022-12-15
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12月15日-03号
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所沢市議会 2022-12-15
12月15日-03号
取得元:
所沢市議会公式サイト
最終取得日: 2023-06-06
令和 4年 12月
定例会
(第4回) 令和4年 第4回
埼玉県
所沢市議会会議録
第3号
定例会-----------------------------------議事日程
(第3号)令和4年12月15日(木曜日) 午前9時0分 開議・午後1時35分
散会日程
第1 議案第73号から議案第101号まで及び請願第4号
常任委員長報告
総務経済常任委員長
亀山恭子議員
健康福祉常任委員長
石原
昂議員
市民文教常任委員長
矢作いづみ議員
建設環境常任委員長
杉田忠彦議員
予算常任委員長
青木利幸議員
質疑
議会運営委員長報告
議会運営委員長
末吉美帆子議員
討論 採決 -------------------------本日の
出席議員
30名 1番
矢作いづみ議員
2番 天野
敦議員
4番
佐野允彦議員
5番 石原
昂議員
6番
城下師子議員
7番
小林澄子議員
8番
平井明美議員
9番
末吉美帆子議員
10番
長岡恵子議員
11番
大石健一議員
12番 入沢
豊議員
14番
植竹成年議員
15番 川辺浩直議員 16番
亀山恭子議員
17番
粕谷不二夫議員
18番
青木利幸議員
19番
島田一隆議員
20番
石本亮三議員
21番
荻野泰男議員
22番
杉田忠彦議員
23番
谷口雅典議員
24番
西沢一郎議員
25番
福原浩昭議員
26番 村上
浩議員
28番 大
舘隆行議員
29番
松本明信議員
30番
越阪部征衛議員
31番
浅野美恵子議員
32番 中村
太議員
33番 秋田
孝議員欠席議員
1名 27番 中
毅志議員地方自治法
第121条の規定による説明のための
出席者
市長
藤本正人
市長
中村俊明
副市長
鈴木哲也
経営企画部長
市川博章
総務部長
当麻靖男
財務部長
冨田一成
市民部長
前田広子
福祉部長
町田真治
こども未来部長
瀬能幸則
健康推進部長
並木和人
環境クリーン部長
鈴木明彦
産業経済部長
埜澤好美
街づくり計画部長
遠藤弘樹
街づくり計画部所沢
駅
西口まちづくり担当理事
肥沼宏至
建設部長
越智三奈子
会計管理者
平田 仁
上下水道事業管理者
磯 稔
上下水道局長
林 誠
市民医療センター事務部長
教育委員会
中島秀行
教育長
千葉裕之
教育総務部長
江原勝美
学校教育部長
午前9時0分開議
出席議員
30名 1番 2番 4番 5番 6番 7番 8番 9番 10番 11番 12番 14番 15番 16番 17番 18番 19番 20番 21番 22番 23番 24番 25番 26番 28番 29番 30番 31番 32番 33番
欠席議員
1名 27番
地方自治法
第121条の規定による説明のための
出席者
市長 副市長
経営企画部長
総務部長
財務部長
市民部長
福祉部長
こども未来部長
健康推進部長
環境クリーン部長
産業経済部長
街づくり計画部長
街づくり計画部所沢
駅
西口まちづくり担当理事
建設部長
会計管理者
上下水道事業管理者
上下水道局長
市民医療センター事務部長
教育長
教育総務部長
学校教育部長
△開議の宣告 ○
大石健一議長
おはようございます。
出席議員数
が定足数に達しておりますので、議会は成立しています。 これより、本日の会議を開きます。
-----------------------------
△日程第1 議案第73号から議案第101号まで及び請願第4号 △
常任委員長報告
△
総務経済常任委員長報告
○
大石健一議長
初めに、日程第1、議案第73号から議案第101号まで及び請願第4号を
一括議題
とします。
関係委員会
における審査の経過と結果について、各
常任委員長
の報告を求めます。 初めに、
総務経済常任委員長
亀山恭子議員
〔16番(
亀山恭子議員
)登壇〕(拍手する人あり) ◆16番(
亀山恭子議員
) おはようございます。
総務経済常任委員長報告
を申し上げます。 当
委員会
は、去る12月8日、付託されました議案6件の審査を行いました。 議案第80号から議案第82号まで及び議案第84号については、
全会一致
、原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第83号については、さしたる質疑なく、質疑を終結し、意見を求めたところ、
平井委員
から反対の意見がありました。 以上で意見を終結し、採決の結果、議案第83号については、挙手多数により、原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第88号については、
全会一致
、可決すべきものと決しました。 以上で、報告を終わります。(拍手する人あり)
-----------------------------
△
健康福祉常任委員長報告
○
大石健一議長
次に、
健康福祉常任委員長
石原
昂議員
〔5番(石原
昂議員
)登壇〕(拍手する人あり) ◆5番(
石原昂議員
) おはようございます。
健康福祉常任委員長報告
を申し上げます。 当
委員会
は、去る12月8日、付託されました議案1件、請願1件の審査を行いました。 初めに、議案第85号については、質疑を求めたところ、低
所得者
への
負担軽減
に配慮した部分の考えをお聞きしたいとの質疑に対し、
国民健康保険税
の
賦課限度額
をこれまでの99万円から102万円に改定するものです。これまで高
所得者
に対しては
賦課限度額
が設定されておりまして、低
所得者
に対しては7割、5割、2割という
軽減措置
がありますが、
中間所得者層
に対してはそういう措置がありません。高
所得者
の
賦課限度額
を増額することによって、
中間所得者層
への負担を軽減するという考えで、今回、
賦課限度額
の増額を求めるものですとの答弁でした。 以上で質疑を終結し、意見を求めたところ、
城下委員
、
日本共産党所沢市議団
を代表して議案第85号に反対の立場から意見を申し上げます。今回、
物価高騰
、
コロナ禍
の中で、さらに3万円を引き上げるということでは、大変厳しい
市民生活
を考えると認められないということで反対します。詳細につきましては討論で申し上げます。
村上委員
、公明党を代表して議案第85号に賛成の立場から意見を申し上げます。今回、この
限度額
を引き上げることによって、結果的には低
所得者
、
中間所得者
に対する負担の配慮ということが事実上実現できます。税の問題、
賦課限度額
の問題をしっかりと立て分けて考えた場合、今回の
条例改正
はやむを得ないものと考えます。 以上で意見を終結し、採決の結果、議案第85号については、挙手多数により、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、請願第4号について御報告いたします。
請願審査
に当たり、
請願者
を
参考人
として招致することを挙手多数により決定し、12月9日、
全員協議会室
において、引き続き本請願の審査を行うことになりました。 続いて、12月9日の審査の概要と結果について御報告いたします。なお、33名の
追加署名
があり、
合計署名数
は188名となりました。 初めに、
参考人
として
請願代表者
に請願の趣旨について意見を求めたところ、同一労働同一賃金の観点や
小規模事業所
の支援という観点から、
委託費用
の
統一化
を求めたい旨の意見が述べられました。 請願第4号について質疑を求めたところ、
委託費用
の価格に差が生じる理由を確認したいとの質疑に対し、価格の差は、お願いしている件数の差であるところの理由は変わらないところです。背景として、平均で月1,100件くらいの申請があり、そのうち市の調査員14名が調査に行けるものが大体400件ぐらいで、差引き700件ぐらいをお願いしなければならない現状です。 月に何百件、年間何千件という条件を付して
見積り合わせ
を行って、市の予算あるいは
予定価格
が、こちらの設定した額と先方の見積りとの合意したところでの金額が出ているため、たくさんやっていただかざるを得ないところで、お願いできるところに対価をお支払いするという考え方でやらせていただいていますとの答弁でした。 以上で質疑を終結し、意見を求めたところ、
越阪部委員
、趣旨としては賛同するが、これが本当にできるかというと、結果的にはこのことが市民の負担につながるのではないかという懸念があると思っている。そういった意味で、
趣旨採択
を主張します。
長岡委員
、将来的に
利用者増
が想定されているため、
財源確保等
も勘案しながら、同一労働同一賃金の観点で
統一化
を進めていただきたい意見を述べ、採択を主張します。
末吉委員
、今後、ますますの
高齢化
が避けられない中、
市内居宅介護支援事業所
の
育成支援
などの充実を求める理由から採択を主張します。
城下委員
、同一労働同一賃金の観点、
居宅介護支援事業所
を育成するということでは、ぜひこの立場で市民が必要な
介護サービス
がきちんと受けられる体制を構築していく観点からも採択を主張します。 以上で意見を終結し、採決の結果、請願第4号については、挙手多数により、採択すべきものと決しました。 以上で、報告を終わります。(拍手する人あり)
-----------------------------
△
市民文教常任委員長報告
○
大石健一議長
次に、
市民文教常任委員長
矢作いづみ議員
〔1番(
矢作いづみ議員
)登壇〕(拍手する人あり) ◆1番(
矢作いづみ議員
)
市民文教常任委員長報告
を申し上げます。 当
委員会
は、去る12月8日、付託されました議案3件の審査を行いました。 初めに、議案第79号について、質疑を求めたところ、要
配慮個人情報
、
メリット
、デ
メリット
、
開示請求
に関する
手数料
、
審議会
の役割などの質疑があり、それぞれ答弁がありました。 以上で質疑を終結し、意見を求めたところ、私、矢作、
日本共産党所沢市議団
を代表して意見を申し上げます。国の
個人情報保護法
が制定されたことによる
施行条例
の制定ですが、国の
法改定
によって今回の提案が行われ、法律と国の
委員会
に
共通ルール
の
法解釈
が一元化されます。
匿名加工情報
の
取扱い
については今回の
施行条例
には含まれていませんが、今後、国や国の
個人情報保護委員会
が
匿名加工情報
を提供すると決めれば、市は
手数料条例
を改正して
情報提供
を行うこととなります。これまで
個人情報
の提供に関わる権利は保障された部分が一定ありましたけれども、
法改正
によって国に権限が変わることとなります。
審議会
で認められれば個人の
意思確認
なしに
情報公開
が進むこととなります。今回の
施行条例制定
は、
自治体
の持つ膨大な
個人情報
が企業の
経済活動
に活用されることに道を開くものであり、反対いたします。
入沢委員
、自由民主党・無所属の会を代表して、賛成の立場から意見を申し上げます。議案第79号は、
個人情報
の保護に関する法律の改正に対応するものであります。
個人情報
の
取扱い
は、今後、法律による
共通ルール化
によりまして、
個人情報
の保護と関連いたします
行政サービス
の享受は、全国一律、どの
自治体
においても大きく異なることはなくなるわけであります。また、
個人情報
の
取扱い
につきましては、引き続き
自治体
の責任で行われていくことに変わりはございません。
個人情報
の漏えいについては、今後とも万全に御留意していただきたいと思いますけれども、今回の改正は、いわゆる
共通化
による
メリット
が非常に大きいものと評価いたしまして、本案に賛成いたします。 以上で意見を終結し、採決の結果、議案第79号については、挙手多数により、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第86号について、質疑を求めたところ、経緯と
期間延長
、
コンビニ交付
の状況、
手数料
の
検討内容
などの質疑があり、それぞれ答弁がありました。 以上で質疑を終結し、意見を求めたところ、意見なく、採決の結果、
全会一致
、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第89号については、
全会一致
、可決すべきものと決しました。 以上で、報告を終わります。(拍手する人あり)
-----------------------------
△
建設環境常任委員長報告
○
大石健一議長
次に、
建設環境常任委員長
杉田忠彦議員
〔22番(
杉田忠彦議員
)登壇〕(拍手する人あり) ◆22番(
杉田忠彦議員
)
建設環境常任委員長報告
を申し上げます。 当
委員会
は、去る12月8日、付託されました議案13件の審査を行いました。 初めに、議案第87号については、
全会一致
、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第90号について、質疑を求めたところ、
連帯保証人
について、費用の内訳について、
支払い能力
についてなどの質疑があり、それぞれ答弁がありました。 以上で質疑を終結し、意見を求めたところ、意見なく、採決の結果、
全会一致
、可決すべきものと決しました。 次に、議案第91号から議案第101号までについては、
全会一致
、可決すべきものと決しました。 なお、議案第92号及び議案第98号については、審査に先立ち、
執行部
の協力のもと、
現地調査
を行いました。 以上で、報告を終わります。(拍手する人あり)
-----------------------------
△
予算常任委員長報告
○
大石健一議長
次に、
予算常任委員長
青木利幸議員
〔18番(
青木利幸議員
)登壇〕(拍手する人あり) ◆18番(
青木利幸議員
)
予算常任委員長報告
を申し上げます。 当
委員会
は、去る12月8日及び9日に、付託されました議案6件の審査を行いました。 初めに、議案第73号については、質疑を終結し、意見を求めたところ、
矢作委員
から賛成の意見がありました。 以上で意見を終結し、採決の結果、議案第73号については、
全会一致
、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第74号から議案第78号までについては、
全会一致
、原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、議案第73号、
債務負担行為補正
のうち、
施設改修工事
(荒幡小学校昇降口建具取替え工事)については、
執行部
の協力のもと、
現地調査
を行いました。 以上で、報告を終わります。(拍手する人あり)
-----------------------------
△質疑 ○
大石健一議長
それでは、ただいまの各
常任委員長
の報告に対し、質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕 ○
大石健一議長
質疑なしと認めます。
-----------------------------
△休憩の宣告 ○
大石健一議長
ここで、暫時休憩します。午前9時14分
休憩 -----------------------------
午後1時0分再開
出席議員
30名 1番 2番 4番 5番 6番 7番 8番 9番 10番 11番 12番 14番 15番 16番 17番 18番 19番 20番 21番 22番 23番 24番 25番 26番 28番 29番 30番 31番 32番 33番
欠席議員
1名 27番
地方自治法
第121条の規定による説明のための
出席者
市長 副市長
経営企画部長
総務部長
財務部長
市民部長
福祉部長
こども未来部長
健康推進部長
環境クリーン部長
産業経済部長
街づくり計画部長
街づくり計画部所沢
駅
西口まちづくり担当理事
建設部長
会計管理者
上下水道事業管理者
上下水道局長
市民医療センター事務部長
教育長
教育総務部長
学校教育部長
△再開の宣告 ○
大石健一議長
再開します。 休憩前に引き続き、会議を進めます。
-----------------------------
△
議会運営委員報告
○
大石健一議長
初めに、
議会運営委員長
の報告を求めます。
議会運営委員長
末吉美帆子議員
〔9番(
末吉美帆子議員
)登壇〕 ◆9番(
末吉美帆子議員
)
議会運営委員長報告
を申し上げます。 先ほど、本
会議休憩
中、
議会運営委員会
を開催いたしましたので、その協議の結果について御報告します。 議案第73号から議案第101号まで及び請願第4号に対する討論は、3名から通告がありました。 採決の方法については、議案第73号から議案第101号までについては、
委員会
で多数で決したものは
起立採決
、その他のものは
簡易採決
とすることを確認しています。また、請願第4号については無
記名投票
により決することとなりました。 以上で、報告を終わります。
-----------------------------
△討論 ○
大石健一議長
それでは、これより討論を行います。 初めに、8番
平井明美議員
〔8番(
平井明美議員
)登壇〕(拍手する人あり) ◆8番(
平井明美議員
)
日本共産党所沢市議団
を代表して、
健康福祉常任委員長
と
総務経済常任委員長
の報告に対し、反対の討論を行います。 今回提出された議案は、議案第73号から議案第101号まで29本ですが、反対するのは議案第79号「所沢市
個人情報
の保護に関する
法律施行条例制定
について」、議案第83号「
所沢市議会
の議員の
議員報酬
及び
費用弁償等
に関する条例及び所沢市常勤の
特別職
の職員の
給与等
に関する条例の一部を改正する
条例制定
について」、議案第85号「所沢市
国民健康保険税条例
の一部を改正する
条例制定
について」の3本です。以下、その理由を申し上げます。 まず、議案第79号の
個人情報
の保護に関する
法律施行条例制定
についてです。 これまで全国の
自治体
が培ってきた
個人情報保護条例
を廃止し、国に一括し、共通の
ルール
と
法解釈
を一元化するもので、
地方自治
の根幹を揺るがす大問題であり、とても認められません。 これまで各
自治体
は、
保有個人情報
の
目的外使用
、
提供制限
について、具体的に要件を規定し、
オンライン結合
の制限も規定する中で、制限を解除する場合は
個人情報保護審議会
へ諮問するなど、手厚い内容を条例で定めてきた
自治体
も数多くありました。本来の狙いは、
自治体
の
オンライン結合
の制限を定めている条例を改めさせ、国や
自治体
の持つ膨大な
個人情報
の
データ利活用
を
成長戦略
に位置づけ、外部に提供した企業に対しAI、
人工知能
で分析させ、企業が活用することを目的としています。これが
デジタル関連法
の重要な柱と位置づけられたゆえんでもあり、
デジタル革命
と名づけられ、進めております。 市は、個人の権利を基本的な権利として位置づけ、
プライバシー侵害
や
個人情報
の流出が行われないよう、
独立機関
による
監視制度
の設置や、
個人情報保護委員会
には政府からの独立性や権限を与えることなど国に求めることを申し上げ、意見といたします。 議案第83号「
所沢市議会
の議員の
議員報酬
及び
費用弁償等
に関する条例及び所沢市常勤の
特別職
の職員の
給与等
に関する条例の一部を改正する
条例制定
について」ですが、物価高で生活が大変になっている職員の
期末手当引上げ
には賛成しますが、議員については市民の理解が得られないとの理由で反対いたします。 議案第85号「所沢市
国民健康保険税条例
の一部を改正する
条例制定
について」です。 今回の改正は、
国民健康保険税
の
医療費給付分
の
限度額
を63万円から65万円にし、
後期高齢者支援金等
の
賦課限度額
を19万円から20万円にして、計3万円を
引き上げ賦課限度額
を102万円にしました。低
所得者
への配慮はしておりますが、
引上げ
の
対象世帯
は1,499世帯、
影響額
は3,200万円となります。 国は被
保険者
の
税負担
の
公平性
を理由としていますが、
国保加入者
の約6割が低
所得者
や
高齢者
が多いので何らかの軽減を受けています。また、今回
引上げ
になる4人世帯、45歳夫婦で子供2人、
固定資産税
なしの事例では、所得が300万円でも
軽減措置
の対象にはなっておりません。 市は、国に対して、
国庫補助金
の増額や、所得1,000万円以上の
高額所得者
は1億円の
所得者
でも
保険税
は102万円で頭打ちという
上限賦課限度額
の基準について、所得に見合った額に改正し、本来の
公平性
を図ることを求めます。
コロナ禍
で給料は上がらず、年金は下がるばかりで、物価高に苦しむ市独自の軽減策の検討もなく、この値上げには反対します。 以上で、
日本共産党市議団
を代表しての
反対討論
といたします。(拍手する人あり) ○
大石健一議長
次に、20番
石本亮三議員
〔20番(
石本亮三議員
)登壇〕(拍手する人あり) ◆20番(
石本亮三議員
) 皆さん、お疲れさまでございます。 それでは、議案第85号、所沢市
国民健康保険税条例
の一部改正について、
ところざわ市民会議
を代表して討論を申し上げます。 議案の賛否には、同じ賛成、反対でもいろいろと思いが異なるものです。苦渋の思いでこの議案には賛成しますが、気分は限りなく複雑な気持ちであることをあらかじめ申し上げておきます。
高齢化社会
の到来で、
医療費
の
増加傾向
が避けられないことは私たちの会派も十二分に承知しています。
国民健康保険税
という税の一番の機能である所得再
分配機能
から、所得の高きから低きに流すのが基本ということも、これまた十二分に承知しています。しかし、今回の
賦課限度額
の
引上げ
で、いよいよ大台を超え、102万円が
最高額
となりました。その理由は、
医療費
の増大を賄うために、少しでも
高額所得
の方々に御負担をお願いするというものです。しかし、そもそも
国民健康保険
という
保険制度そのもの
が棄損しているのではないでしょうか。 先月、年収443万円という本が出版され、書店の店頭で多く積まれています。この本は今の日本の
平均年収
の実像をルポした内容です。 今回の質疑を通して、4人家族でいわゆる
世帯年収
がこの443万円とほぼ同じ
世帯所得
が300万円の
世帯保険料
の
負担率
が14%、そして
保険料
の
軽減世帯
が全体の約6割近い状況が分かりました。
労使折半
の
組合健保
、
協会けんぽ
と異なる
国民健康保険税
の
加入者
の所得はそもそも低いです。近年では、一人親方などをはじめ、健康で
医療費
をあまり使わない層が年金問題の解消のために
厚生年金
に加入すると、それに伴い
国民健康保険
から
被用者保険
に移ることで
国保加入者
の数は急減の傾向です。結果、75歳未満の
高齢者
の
加入割合
が高まります。 要するに、国の政策で国保には低所得の方や
高齢者
の方の
加入割合
を高めているわけです。
所得税
の
負担率
に1億円の壁があることは有名ですが、例えば、2人家族で資産割がないケースでは、所得900万円で
保険料
の上限となる、いわゆる国保の所得の900万円の壁があります。これでは
医療費
の抜本的な解決がなされるはずがありません。 そして、所沢市に目を向けると、今回の
賦課限度額
の
引上げ
も、
国民健康保険運営協議会
に諮問され、答申をいただいての議案の提案とのことです。以前、所属していた会派が主張していた
運営協議会
のメンバーに公募を実施するべきとの主張を採用し、公募の委員がいることは評価いたします。しかし、公募の要件に毎回のように負担増となる方がいないのでは、本当の痛みを感じる層の意見はどこで反映されるのでしょうか。今後は公募の在り方も再検討していただきたいと思います。 今後も
賦課限度額
の
引上げ
は避けられないばかりか、賦課方式も現行の4方式から2方式に変更される可能性が極めて高いです。そうなれば資産を持っている
加入者
は減税になりますが、そうでない
加入者
は増税となります。減免対象者が今でも
加入者
全体の57%を占めていますが、この数字がさらに増加することが見込まれます。そうなれば、国保財政を支える構造は今以上にゆがみが生じてくることは火を見るより明らかです。これが本当に保険という仕組みなのかということも疑いたくなります。 過去には、平成30年12月
定例会
において大石議長が当時、国保税の
賦課限度額
引上げ
の議案の賛成討論の中で、納入する方からすれば、いいかげんにしろと怒りが込み上げてきます。また、薬局において、ジェネリックでお願いしますと取り組んできたことも、とてもむなしく感じてしまうわけですとお怒りの意見を述べていました。 令和元年6月
定例会
においては荒川議員が、法律が改正されて、また
限度額
が引き上げられたわけですよ。それで、これに対して当市はそれに合わせていくのか。そうすると本当に私たち市議会議員のレベルがみんなまた上がっちゃうんですよ、本当にと先輩議員の悲鳴のような御発言がこの議場でありました。 私たちの会派は、自分たちの負担増だから言っているのではありません。しかし、幾ら何でも現在の国保税の課税構造は改めてほしいと、本当はいろいろと言いたいことがありますが、現状、国の制度なのでやむなく賛成いたします。そして、所沢市も国に対して以下の2点の改善を求めていただきたいと思います。 先ほど平井議員の討論の中にもありましたが、1点目は、国保会計への財政支援の充実、2点目は、国保の所得900万円の壁に見られる国保税の
賦課限度額
の上限、所得の上限の見直しです。ぜひよろしくお願いいたします。 結びに、さきの決算特別
委員会
では、佐野議員が令和3年度一般会計の認定に対する反対の意見の中で俳句を一句述べていました。私もそれに倣い、大変拙作ではありますが一句を添えて討論を締めさせていただきます。いつまでも、上がり続ける国保税、納付書届いてため息ばかり。 以上申し上げて討論といたします。 ○
大石健一議長
次に、12番 入沢
豊議員
〔12番(入沢
豊議員
)登壇〕(拍手する人あり) ◆12番(入沢
豊議員
) 自由民主党・無所属の会の入沢 豊です。 自由民主党・無所属の会を代表し、議案第79号「所沢市
個人情報
の保護に関する
法律施行条例制定
について」、議案第83号「
所沢市議会
の議員の
議員報酬
及び
費用弁償等
に関する条例及び所沢市常勤の
特別職
の職員の
給与等
に関する条例の一部を改正する
条例制定
について」、議案第85号「所沢市
国民健康保険税条例
の一部を改正する
条例制定
について」に賛成の立場から討論させていただきます。 まずは議案第79号でありますが、本条例は、デジタル社会形成整備法の1つであります
個人情報
の保護に関する法律の改正に対応するものであります。また、いわゆる
個人情報保護条例
2000個問題によります
自治体
の基準、解釈の乱立によりまして、
市民生活
への支障はもとより、国・地方を含めたデジタル化の推進の足かせになることがその背景にあります。
個人情報
が適切に連携されないことでの非効率性がもたらす
市民生活
、行政活動の影響への対応として、
個人情報
の
取扱い
は法律による
共通ルール化
が必須であると考えられます。 このたびの制定によりまして、
個人情報
の保護と関連する
行政サービス
の享受は、どの
自治体
においても大きく異なることはこれでなくなるわけであります。今回の動きを、一部で国による情報統制とする意見もありますが、国が情報を集約するわけではありません。
個人情報
の
取扱い
につきましては、官民を通じた
共通ルール化
を進めるものにすぎません。この
共通ルール化
の下、各団体の
個人情報
の安全対策を含めた
個人情報
保護の運営は、引き続き
自治体
の責任で行われていくことに変わりはないのであります。 そうしたことから、本市の
個人情報
保護施策に支障は全くございません。むしろ
共通化
による様々な
メリット
が大きいことから賛成といたします。 次に、議案第83号でありますが、常勤の
特別職
の給料や議員の報酬については、経済情勢やほかの
自治体
の状況を含めて総合的に判断して改定されるものと認識をしております。職員の給与を上げることには賛成するが、
特別職
、とりわけ議員については、様々な情勢の中でいかがなものかという意見もあるかもしれませんが、我々議員もまた、一市民でございます。そしてまた一生活者であり、一勤労者であり、それこそ住宅ローンや家賃等を抱え、子育て中の議員もおります。決して区別をして差別をして考えていただく必要はございません。 今回、一般職員につきましては、民間企業の動向等を踏まえて勤勉手当を増額する議案が提出されております。
物価高騰
の状況の中ではありますが、このような動きを踏まえて、常勤の
特別職
や議員について期末手当を一般職員と足並みをそろえて引き上げることは適切であると考えます。 次に、議案第85号でありますが、
国民健康保険
の被
保険者
には
保険税
の負担が少ない低所得層が多く加入する一方で、
高齢者
の割合も多いことから
医療費
負担が大きくなり、その分、中間所得層への負担が大きくなるという構造的な問題がございます。 そのような中、今回の
賦課限度額
引上げ
は、
埼玉県
の運営方針に基づき、また、国が定めた法定
賦課限度額
に合わせるための改正にすぎません。これにより
公平性
が担保されるものとされております。こうしたことから、
高額所得者
に対し負担能力に応じた
保険税
負担を求めていくことはやむを得ないものと考えます。 毎度のことでございますけれども、今後も
国民健康保険
財政のさらなる健全化に向けて、国保税の収納率の向上、また、
保険者
努力支援制度によります公費の獲得、さらに、疾病予防による
医療費
の抑制など、さらなる経営努力を改めて期待をして、賛成といたします。 以上、3つの議案について、多くの賛同を求め、賛成討論とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手する人あり) ○
大石健一議長
以上で、討論を終結します。
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△採決 △議案第73号~議案第78号の採決-委員長報告どおり ○
大石健一議長
これより、順次採決します。 議案第73号、議案第74号、議案第75号、議案第76号、議案第77号、議案第78号については、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕 ○
大石健一議長
御異議なしと認め、そのように決しました。
-----------------------------
△議案第79号の可決 ○
大石健一議長
議案第79号については、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立者多数〕 ○
大石健一議長
起立多数と認めます。 よって、議案第79号については、委員長の報告のとおり可決されました。
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△議案第80号~議案第82号の採決-委員長報告どおり ○
大石健一議長
議案第80号、議案第81号、議案第82号については、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕 ○
大石健一議長
御異議なしと認め、そのように決しました。
-----------------------------
△議案第83号の可決 ○
大石健一議長
議案第83号については、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立者多数〕 ○
大石健一議長
起立多数と認めます。 よって、議案第83号については、委員長の報告のとおり可決されました。
-----------------------------
△議案第84号の採決-委員長報告どおり ○
大石健一議長
議案第84号については、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕 ○
大石健一議長
御異議なしと認め、そのように決しました。
-----------------------------
△議案第85号の可決 ○
大石健一議長
議案第85号については、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立者多数〕 ○
大石健一議長
起立多数と認めます。 よって、議案第85号については、委員長の報告のとおり可決されました。
-----------------------------
△議案第86号~議案第101号の採決-委員長報告どおり ○
大石健一議長
議案第86号、議案第87号、議案第88号、議案第89号、議案第90号、議案第91号、議案第92号、議案第93号、議案第94号、議案第95号、議案第96号、議案第97号、議案第98号、議案第99号、議案第100号、議案第101号については、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕 ○
大石健一議長
御異議なしと認め、そのように決しました。
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△請願第4号の不採択 ○
大石健一議長
次に、請願について採決します。 請願第4号を採決します。 この採決は無
記名投票
をもって行います。 議場の出入口を閉鎖します。 〔議場を閉鎖する〕 〔このときの
出席議員
29名〕 1番 2番 4番 5番 6番 7番 8番 9番 10番 12番 14番 15番 16番 17番 18番 19番 20番 21番 22番 23番 24番 25番 26番 28番 29番 30番 31番 32番 33番 ○
大石健一議長
ただいまの
出席議員数
は、議長を除き29人です。 投票用紙を配付させます。 〔投票用紙を配付する〕 ○
大石健一議長
投票用紙の配付漏れはありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕 ○
大石健一議長
配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。 〔投票箱を改める〕 ○
大石健一議長
異状なしと認めます。 念のため申し上げます。 本件を採択とする議員は「賛成」と、不採択とする議員は「反対」と記載の上、1番議員から順次投票願います。 〔1番議員より順次投票する〕 ○
大石健一議長
投票漏れはありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕 ○
大石健一議長
投票漏れなしと認めます。 投票を終了します。 議場の出入口の閉鎖を解きます。 〔議場の閉鎖を解く〕 ○
大石健一議長
これより開票を行います。 開票立会人は、会議規則第30条第2項の規定により、議長より指名します。 8番
平井明美議員
25番
福原浩昭議員
両議員の立会いをお願いします。 〔立会人立会いの上、開票する〕 ○
大石健一議長
投票の結果を御報告します。 投票総数 29票 そのうち、 有効投票 27票 無効投票 2票 無効投票中、 白票 2票 有効投票中、 賛成 12票 反対 15票 以上のとおり、反対が多数です。 よって、請願第4号については、不採択と決しました。
-----------------------------
△次会の日程報告 ○
大石健一議長
以上をもって、本日の日程は終わりました。 明16日は午前9時より本会議を開きます。
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△散会の宣告 ○
大石健一議長
本日は、これにて散会します。 お疲れさまでした。午後1時35分散会
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...
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